リストインターナショナルリアルティ株式会社様の導入事例を公開しました

バディマーケティング株式会社（所在地：東京都文京区、代表取締役：竹内 純）は、Zoho × SATORI × Slack を連携させた顧客管理基盤の構築支援に関する導入事例として、富裕層向けグローバル不動産事業を展開する「リストインターナショナルリアルティ株式会社」の支援内容を公開しました。

導入の背景 

複雑化する反響対応と情報管理における課題

富裕層向けのグローバル不動産事業を展開するリストインターナショナルリアルティ株式会社では、1億円超の高額物件を中心に国内外から多様な問い合わせが寄せられていました。デジタルカタログやMAツール「SATORI」を活用することで10万件を超える顧客データを蓄積していた一方、取り扱う情報量が増えるにつれ、反響対応の進捗を横断的に把握しにくい状況が生じていました。契約主体の違いや多国籍な顧客属性が重なることで管理すべき情報が複層化し、営業現場では運用上の工数が増えるなど、業務効率に影響が出ていました。

富裕層ビジネスの特性に合わせたCRM環境を構築

こうした背景を踏まえ、同社は柔軟な項目設計が可能な「Zoho CRM」と「Zoho Analytics」を含む「Zoho CRM Plus」を導入し、反響発生から担当者アサイン、対応履歴までを一元管理できる環境を整備しました。さらに、SATORIとZoho CRMを「バディコネクト」で連携し、反響内容や成約情報に応じた顧客属性の自動更新を実現しています。

あわせて、Slackによる反響通知と対応状況の即時共有を取り入れ、スタンプ操作でCRMに記録できる仕組みを構築。現場の負担を抑えながら運用が定着し、反響対応の可視化、営業とマーケティングの連携強化、対応スピードの向上につながりました。

「Zoho CRM × バディマーケティング」の選定理由

ZohoやSATORIの連携支援実績と両製品への深い知見に加え、バディマーケティングが提示した「ビジネスにシステムを合わせるのではなく、自社の業務や強みにシステムを馴染ませる」というアプローチが評価されました。現場の運用課題を丁寧に理解し、既存フローを活かした改善提案を行った点が高く評価され、パートナーとして選定されました。

リストインターナショナルリアルティ株式会社からのコメント 

導入効果と今後の展望

今回の再構築により、複雑な契約主体を「顧客グループ」として整理できる環境が整い、個人・法人・代理人の関係性を一元的に把握できるようになりました。Zoho CRMとSATORIの連携によるタグ自動更新に加え、Slackでの反響通知・対応記録の運用が定着したことで、現場で必要な情報が確実に届く仕組みが整い、提案の質向上と業務効率化が実現しています。今後は、CRMとSATORIに蓄積されたデータを活用し、顧客の状況に応じたパーソナライズ施策をさらに強化していく方針です。

リストインターナショナルリアルティ株式会社について

世界80以上の国と地域に広がる高級不動産仲介ブランド「Sotheby’s International Realty 」の日本法人である『List Sotheby’s International Realty』。上質な不動産のみを選りすぐり、東京都心や全国のリゾート別荘、そしてハワイ、アジア、その他世界の不動産情報をワンストップでお客様へご提案できる営業体制を築いている。富裕層のお客様に特化したブランドとして、国内外に広がる独自のルートでプレミアムな不動産情報を入手し、クロスボーダーの取引ができることが強み。

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