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【Googleのデジマツール】アナリティクス・サーチコンソール・Google広告に外部ユーザーを追加する方法
【Googleのデジマツール】アナリティクス・サーチコンソール・Google広告に外部ユーザーを追加する方法
本ページでは、既に設置済みのGoogleのデジタルマーケティングツールのアカウントを、他のユーザーに共有する方法について解説します。
デジタルマーケティングで活用できる豊富なGoogleツール
Googleが提供するサービスには、無料でも活用できる有用なマーケティングツールが数多く含まれています。中でもアクセス解析ツールの「アナリティクス」と流入キーワード解析ツールの「サーチコンソール」はデジタルマーケティングの必須ツールであり、ほとんどの企業でデータ収集のために導入されています。
アナリティクスやサーチコンソールで収集したデータは、社外に共有することが可能です。これまでのデータを外部の専門家やコンサルタントに共有することで、より効果的なサービスやアドバイスを享受することができるようになります。
本ページでは、特に利用頻度の高い以下のGoogleサービスの概要と、アカウントへのユーザー追加方法をご紹介します。
アナリティクス | Webサイトへやアクセス数や行動の解析ツール(通称GA) |
サーチコンソール | Webサイトに流入した検索キーワードの解析ツール(通称サチコ) |
Google広告 | リスティング広告やリマーケティング広告を設定・運用するツール |
⇒【施策20選】BtoBデジタルマーケティングとは?基本となる6つのステップ
アナリティクス(Google Analytics)の場合
アナリティクスのサービス概要
アナリティクスは、Webサイト上でユーザーの行動データを収集・可視化・分析することができるツールです。ユーザーが集まっているページはどこか、どのくらいの時間そのページを閲覧したのか、次のどのページに移動したのか、といった情報が可視化され、Webマーケティングの改善や効果測定に役立てることができます。
アナリティクスのデータ共有方法
1.アナリティクスのトップページの右上「アナリティクスにログイン」を選択します。
アナリティクスのトップページから、データを共有したいアカウントにログインします。
2.画面左下の「管理」を選択します。
3.プロパティ項目から「プロパティのアクセス管理」を選択します。
アカウント(GA用のアカウント)の中に、複数のプロパティ(=対象サイトのアクセス解析データ)が紐付いています。基本的にはデータ共有を行いたいWebサイトのデータを収集している「プロパティ」単位で共有設定を行います。
4.右上の「+」から「ユーザーを追加」を選択します。
5.メールアドレスと共有先の権限を設定し、右上の「追加」を選択します。
追加するメールアドレスはGmail等を利用できる「Googleアカウント」として登録されている必要があります。
設定完了
以上の手順で、アナリティクスのプロパティに対して、新規ユーザーを追加することができました。
アナリティクスのアカウント共有に関するGoogleヘルプページ
https://support.google.com/analytics/answer/2884495
サーチコンソール(Search Console)の場合
サーチコンソールのサービス概要
サーチコンソールは、Webサイトに集客したユーザーの検索キーワードやその表示順位を収集・可視化・分析することができるツールです。広告ではなく検索エンジン経由でのトラフィックを、自然検索(オーガニック検索)と呼ばれ、SEO対策で重要な数字となります。サーチコンソールのデータを活用することで、行っているSEO対策の改善や効果測定に役立てることができます。
サーチコンソールのデータ共有方法
1.サーチコンソールのトップページから「今すぐ開始」を選択します。
サーチコンソールのトップページから、データを共有したいアカウントにログインします。
2.画面左下の「管理」を選択します。
3.プロパティ設定から「ユーザーと権限」を選択します。
4.右上の「ユーザーを追加」を選択します。
5.メールアドレスと共有先の権限を設定し、「追加」を選択します。
追加するメールアドレスはGmail等を利用できる「Googleアカウント」として登録されている必要があります。
設定完了
以上の手順で、サーチコンソールのプロパティに対して、新規ユーザーを追加することができました。
サーチコンソールのアカウント共有に関するGoogleヘルプページ
Google広告の場合
Google広告のサービス概要
Google広告は、リスティングやリマーケティングといった広告のキーワードおよび予算の設定や、広告のクリック数やレポートを確認することができるツールです。SEOと比較して広告は即効性に優れており、短期的な効果が期待できる施策です。Google広告を活用することで、自社に関心があるユーザーに効果的に情報を届けることが可能です。
⇒【即効性抜群】リスティング広告とは?メリット・デメリットと費用の考え方
Google広告のデータ共有方法
1.Google広告のトップページから「ログイン」を選択します。
Google広告のトップページから、データを共有したいアカウントにログインします。
2.画面右上の「設定」から「アクセスとセキュリティ」を選択します。
3.「セキュリティ」の「許可されたドメイン」を展開し、「ドメインを追加」して「保存」します。
4.「ユーザー」から「+」ボタンを選択します。
5.メールアドレスと共有先の権限を設定し、「追加」を選択します。
追加するメールアドレスはGmail等を利用できる「Googleアカウント」として登録されている必要があります。また、手順3で設定した「許可されたドメイン」のメールアドレスである必要があります。
設定完了
以上の手順で、Google広告アカウントに対して、新規ユーザーを追加することができました。
Google広告のアカウント共有に関するGoogleヘルプページ
まとめ
Googleサービスの中でデジタルマーケティングで利用頻度の高い「アナリティクス」「サーチコンソール」「Google広告」に対して、アカウントへのユーザー追加する方法をご紹介しました。Googleが提供するサービスは無料とは思えないほど豊富な機能を備えており、使いこなすことができればデジタルマーケティングにおける大きな武器となります。
しかし一方で、SaaSであるGoogleツールには次々と新しい新機能が実装され、高機能が故に「どこを見ればいいのかわからない」といった悩みや、効果的な分析方法がわからずに活用が進まないケースも少なくなくありません。分析に時間をかけすぎてデジタルマーケティングの施策展開そのものが滞ってしまうことがないように、ツールの運用方法や人員のリソース配分は事前に検討する必要があります。
デジタルマーケティングにおいてデータ分析は必須アクションといえますが、分析の工数に想定以上にかかってしまう場合、外部の専門家にデータを共有してコンサルティングを受けることや、Googleツールと連携して効率的に分析結果を確認できるツール導入の検討がおすすめです。
バディマーケティング株式会社では、SaaSを活用したBtoBデジタルマーケティングのコンサルティングや施策支援を行っております。データ分析やWeb改善の課題やお悩みがございましたら、お気軽に当社までご相談ください。